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診療情報集積基盤(NCDA)

診療情報集積基盤(NCDA)とは

 国立病院機構は、第3期中期計画において「電子カルテ情報の収集・分析について具体的な検討を進め、臨床研究等のIT基盤の充実を図る」ことを掲げ、基盤構築に向けて調整を進めて参りました。今般、平成26年度補正予算案におきまして「電子カルテデータ標準化等のためのIT基盤構築事業」が地域診療情報連携推進費補助金として国立病院機構に対して交付されることになり、SS-MIX2を用いた診療情報データベースとして構築します。
 国立病院機構として、本基盤を医療の質・臨床研究及び臨床疫学研究・経営支援の各分野で活用することにより、日本の医療の向上に取り組んでいく所存です。
なお、平成26年度に国立病院機構に交付された地域診療情報連携推進費補助金では、「世界最先端IT国家創造宣言」(平成26年6月24日付閣議決定)における医療データの共有を図るための医療情報ネットワークの全国普及・展開に資するため、国立病院機構病院でSS-MIX2規格を用いた電子カルテデータを整備するとともに、その効果や手法を手順書として公開することによりデータ標準化等ICT基盤整備の推進を図ることを目的としています。
   

お知らせ

1.平成26年度補正予算「電子カルテデータ標準化等のためのIT
  基盤構築事業」事業完了について

 

(1)事業名等
   電子カルテデータ標準化等のためのIT基盤構築事業(13.0億円)
   ※「平成26年度地域診療情報連携推進費補助金」(厚生労働省)として
    交付されたもの。
(2)実施期間
   平成27年2月3日~平成28年3月31日
(3)事業の概要
   電子カルテデータの標準化に向け、国立病院機構の病院に電子カルテを供給
   しているベンダ6社の協力の下、機構41病院にSS-MIX2 Ver1.2c準拠の
   モジュールの導入及び標準コードの整備を行い、その導入手順等の工程を
   「ドキュメント(手順書)」の形で取り纏めを行いました。

 

2.平成28年度補正予算「災害カルテによる「災害診療記録」
  電子フォーマット自動出力実証事業」事業完了について


 (1)事業名等
   災害カルテによる「災害診療記録」電子フォーマット自動出力実証事業
   (2.5億円)
   ※「平成28年度地域診療情報連携推進費補助金」(厚生労働省)として
    交付されたもの。
 (2)実施期間
   平成28年4月1日~平成30年3月31日
 (3)事業の概要
   NCDAの標準化機能を活かして、様々なベンダの電子カルテから災害診療
   記録用の電子フォーマットの出力が可能となるようSS-MIX2モジュール機能
   をバージョンアップし、災害時に必要な診療情報の自動抽出化等の開発及び
   検証を行い、その結果を導入手順書として公開することを通じて、
   災害発生時の適確な医療支援活動の展開に役立てます。
 

3.患者・ご家族のみなさまへ
  (「国立病院機構 診療情報集積基盤」の運用について)

 

 

4.医療関係者の方へ
 


5.普及・促進について

 

  ・ 第23回日本医療情報学会春季学術大会でチュートリアルを行います。

    学術大会ホームページ http://jami2019symp.umin.jp/tutorial.html
    チュートリアル4:大規模診療情報データベースの質担保の課題
    -NHOが直面した課題を多面的に議論する-
    2018年6月6日(木)13時00分~15時00分 
    第2会場(熊本市民会館 大会議室)

 

  ・ 第22回日本医療情報学会春期学術大会でチュートリアルを行いました。

    学術大会ホームページ http://jami2018symp.org/index.html
    チュートリアル5:SS-MIX2大規模診療データベース、継続性を確保した
    ベンダリプレースの実際
    2018年6月21日(木)15時15分~17時15分 
    第3会場(新潟コンベンションセンター4階・国際会議室)
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登録日: 2015年8月5日 / 更新日: 2020年4月20日

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