国立病院機構における全国インフルエンザ感染動向(11月後半)

 

 国立病院機構では、インフルエンザの感染動向を情報提供しています。

 インフルエンザとは、インフルエンザウィルスによる感染症です。ウィルスのタイプからA型、B型、C型の3つに大きく分類されます。特にA型は変異・変質が頻繁で、時に世界的な大流行を引き起こします。B型は変異は少ないですが、小流行を繰り返します。C型は地域限定的で大流行にはなりにくく、感染した場合の症状も比較的軽症な事が多いものです。

 国立病院機構として情報提供するデータは、全国144の国立病院機構各病院において、インフルエンザと診断された方(疑いを含む)がどのくらいいるか、そのウイルスの内訳(A型、B型)と併せて示すものです。

 当該データを情報提供することにより、各医療機関をはじめ広く国民の皆様にインフルエンザの動向を知っていただき、各種対策への一助としていただこうとするものです。

 国立感染症研究所感染情報センターの情報に併せて、本情報を活用されることをお勧め致します。

 

 下の地図は、当該データを基にしたインフルエンザ陽性率を都道府県別に示すものです。

 手洗い、うがい、マスクの着用などの予防策で、感染に注意しましょう。

 

 都道府県ごとの詳しい陽性率一覧や以前の感染動向は、こちらに掲載しています。

 

 

A型インフルエンザの陽性率

B型インフルエンザの陽性率

B型陽性率マップ120316-120331