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初動医療班研修の実施(国立病院機構本部)

平成27年3月2日(月)~3日(火)国立病院機構本部において、いわゆる国立病院機構の医療班の中でも先遣隊を担うことになる初動医療班に対して研修を行いました。


EMIS


ディスカッション


トランシーバー実習


衛星携帯電話実習


机上シミュレーション-1


机上シミュレーション-2


 初動医療班とは、災害急性期(主に発災後48時間以内)に、情報収集をしつつ避難所等における医療救護活動を開始し、後発医療班の支援活動の立ち上げに寄与するため特に災害医療に関する高度な専門知識を有する者により構成される医療班のことです。
 NHO基幹災害拠点病院(12病院)に2班、NHO災害拠点病院(22病院)に1班編成されています。

 平成26年度初動医療班研修では、全国から13施設(本部含む)、医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・事務等70名が参加し、災害医療センターをはじめとした国立病院機構内のファシリテーターによる講義や実践訓練として初動医療班の活動シミュレーション等を行いました。

 被災地に行き、どのような情報を収集し、次の医療班につなげるか等活発な議論が交わされ、密度の濃い2日間となりました。

 いつか来るかもしれない「その日」に備え、国立病院機構の全国ネットワークを活かした災害支援がいつでも行えるよう、これからも努力を続けます。

【主な研修内容】
1. 災害医療の原則(講義)
2. 国立病院機構の災害医療体制と初動医療班(講義)
3. 無線、衛星携帯電話の使い方
4. 新EMIS(広域災害救急医療情報システム)実習
5. 所属病院かの出発から被災地まで(机上演習)
6. 避難所における診療、ケア(講義)
7. 初動医療班の活動シミュレーション演習

登録日: 2015年3月5日

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