2010年11月26・27日の2日間にわたり福岡市で第64回国立病院総合医学会が開催されました。学会のテーマは「医療の格差をなくす-国立病院機構の役割-」です。


 
 がん医療、救急医療、循環器医療、成育医療などはもちろん、国の政策医療の大きな部分を占める結核、重心、筋ジス、神経難病などに対しても、全国に展開し、国立病院機構の役割はますます大きくなっています。
 国立病院機構の最も強くまた得意な分野でもあるネットワークを生かした人材育成を中心にシンポジウム及び教育講演が行われました。
 
 
 

【市民公開講座】

「氷河の流れるように
  -アフガニスタンでの医療支援-」
 中村 哲(ペシャワール会 現地代表)



(略歴)
1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒業後、国内の病院勤務を経て1984年パキスタン北西辺境州の州都ペシャワールに赴任。以来26年にわたりハンセン病をはじめ貧困層の診療に携わる。
また、2000年から旱魃が厳しくなるアフガニスタンで飲料水・灌漑用井戸事業を始め、2003年からは農村復興のため大がかりな水利事業に携わり現在に至る。
専門=神経内科(現地では内科・外科もこなす)
 


【特別講演】

「日本の医療界をリードする国立病院機構、
    優れたチーム医療体制を構築するリーダーへの提言」
 Eklund  源 稚子
 :バンダビルト大学看護学部大学院
   新生児NP専門課クリニカルインストラクター


現在、新生児ナースプラクティショナーとして新生児医療グループに所属。テネシーナッシュビル市内の複数のNICUをグループで管理。
国際新生児医療ケア、後期未熟児ケアへの提言作成などが最近の活動。


【総合医学会の風景】

【会場】

【ポスターセッション】

【精華女子高校による開会記念イベント】

 

【QC活動優秀事例表彰】

 

【味酒さん(太宰府天満宮禰宜)の講演】

 

【一般口演受付】