国立病院機構と理化学研究所が包括的な連携協定を締結
ー最先端の科学的知見で医療のイノベーションに貢献ー

調印式


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 独立行政法人国立病院機構(矢崎義雄理事長)と独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、先端医科学・医療分野に関する包括的な連携関係を構築するため、「独立行政法人国立病院機構と独立行政法人理化学研究所との間における連携・協力の推進に関する基本協定」を平成24年3月14日に締結しました。今後、両法人は、大学医学部などの協力も得て、臨床研究プロジェクトを共同で実施していきます。

 

調印式概要

日時:2012 年3 月14 日(水)午後1 時30 分~2 時

場所:経済産業省別館 1020 号会議室

調印署名者:独立行政法人国立病院機構 理事長 矢崎 義雄

      独立行政法人理化学研究所 理事長 野依 良治

 

協定の概要

(目 的)

 国立病院機構と理化学研究所が、基礎研究の成果に基づく臨床研究を推進するため相互の設立の趣旨を尊重して連携・協力を行い、我が国の医療水準の向上、健康な人類社会の実現に向けて貢献することを目指す。 

(努力義務)

 機構の理事長及び理研の理事長は、科学的及び倫理的妥当性を担保し、両機関の間における対等かつ互恵の連携・協力関係を構築するため、協議し、必要な事項を取り決め、それらを誠実に実施するよう努める。
 機構は臨床研究の実行推進資源を提供し、理研は先端的研究資源を提供して、両者の主体的な関わりの下、臨床研究プロジェクトを推進する。

(運営委員会の設置)

 本協定の下で推進される連携・協力に関する重要事項を協議・承認する機関として運営委員会を設置し、臨床研究プロジェクト毎の協議会の設置のほか、以下の重要な事項を決議する。

 1.新たに開始する臨床研究プロジェクト及び事業申請の責任主体

 2.臨床研究プロジェクトに参加すべき実施機関

 3.臨床研究プロジェクトの科学的及び倫理的妥当性

 4.臨床研究プロジェクトの終了または研究の方向性の変更

 5.予算 等

(成果の取扱い)

 成果の帰属、成果の発表、臨床・基礎データの利用、サンプル保存及びその利用等については、原則共有。

 

独立行政法人 理化学研究所

理事長 野依 良治

独立行政法人 国立病院機構

理事長 矢崎 義雄

 

両法人理事長による調印

協定書