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東京都下の国立病院機構病院における新型コロナウイルス感染症病床の更なる確保について

  国立病院機構では、これまで新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを最優先として、一般診療の一部制限を行いつつ、可能な限りの対応を行ってまいりました。
 今般、感染症法に基づく厚生労働省及び東京都からの協力要請に対応し、東京都下にある国立病院機構3病院(東京医療センター(目黒区)、災害医療センター(立川市)、東京病院(清瀬市))の新型コロナウイルス感染症患者の受入病床数を200床強まで増床し、体制の更なる強化を図ってまいります。 
 なお、この取組みについては、8月25日に菅内閣総理大臣からご発言をいただいております。
 
1 病床数
・中等症等~重症の病床(東京医療センター、災害医療センター、東京病院)
 :209床(重症25床、中等症等184床)(133床から76床増床)

・その他の病床
 東京医療センター及び災害医療センターにおいて、新型コロナウイルス感染疑い患者の受入れ病床を27床確保。
 
2 運用開始時期
 増床する病床は、準備が整い次第、順次運用開始してまいります。
 (増床76床のうち32床は既に運用開始済(令和3年9月1日時点))
 
3 3病院の診療体制(東京医療センター、災害医療センター、東京病院)
 新型コロナウイルス感染症患者に対する治療を行うため、既存の診療科の機能も一部維持し、基礎疾患を有する新型コロナウイルス感染症患者への対応、新型コロナウイルス感染症患者の合併症への対応も行います。
 また、救命救急、産科、小児科、精神科、結核、緩和ケア、神経難病等の地域から求められる医療については、引き続き実施してまいります。
 一般の患者と新型コロナウイルス感染症患者の導線や病室を明確に区分する等、感染症対策に万全を期しておりますので、全ての方に安心して受診いただけます。
 
4 村山医療センターの取組
 上記のほか、村山医療センターにおいて、新型コロナウイルス感染症から回復した後、引き続き入院管理が必要な患者のための病床(回復期支援病床)を20床確保(5床から15床増床)。
 
5 その他
 発熱等の症状が生じ、新型コロナウイルス感染症が心配なときは、かかりつけ医やお近くの保健所に電話連絡し、その指示に従って行動してください。
 
令和3年9月1日
理事長 楠岡 英雄

登録日: 2021年9月1日

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