国立病院機構におけるインフルエンザ全国感染動向について

 

 国立病院機構では、インフルエンザの感染動向を情報提供しています。

 インフルエンザとは、インフルエンザウィルスによる感染症です。ウィルスのタイプ からA型、B型、C型の3つに大きく分類されます。特にA型は変異・変質が頻繁で、時に 世界的な大流行を引き起こします。B型は変異は少ないですが、小流行を繰り返します。C 型は地域限定的で大流行にはなりにくく、感染した場合の症状も比較的軽症な事が多いもの です。

 国立病院機構として情報提供するデータは、全国143の国立病院機構各病院におい て、インフルエンザと診断された方(疑いを含む)がどのくらいいるか、そのウイルスの内 訳(A型、B型)と併せて示すものです。

 当該データを情報提供することにより、各医療機関をはじめ広く国民の皆様にインフ ルエンザの動向を知っていただき、各種対策への一助としていただこうとするものです。

 国立感染症研究 所感染情報センターの情報に併せて、本情報を活用されることをお勧め致します。

 

 下の地図は、当該データを基にしたインフルエンザ陽性率を都道府県別に示すもので す。

 手洗い、うがい、マスクの着用などの予防策で、感染に注意しましょう。

 

 都道府県ごとの詳しい陽性率一覧や以前の感染動向は、こちら に掲載しています。

 

 

A型インフルエンザの陽性率

B型インフルエンザの陽性率