平成22事業年度会計監査人の選任等の公表について

平成22年8月16日
国立病院機構

  厚生労働大臣より独立行政法人国立病院機構の会計監査人として、新日本有限責任監査法人を選任した旨の通知がありました。
  これに伴い、当機構から厚生労働大臣に対する候補者名簿の提出に至るまでの経緯及び選定基準を公表します。


1.経緯
(1)会計監査人の候補者名簿の作成については、公募プロポーザル方式により監査法人等からの企画書を募集することとし、平成22年6月3日から6月17日までの間、当機構本部ホームページへの掲載等により募集を行ったところ、有限責任監査法人トーマツ、有限責任あずさ監査法人、新日本有限責任監査法人の3監査法人からの応募があった。

(2)候補者の選定にあたっては、機構本部に外部審査委員3名で構成する会計監査人候補者選定委員会を設置し、各監査法人から提出された企画書等の審査及び選定基準に基づく採点結果を踏まえ、当該委員会において審議し、新日本有限責任監査法人を第一候補者とした。

(3)中央省庁等改革の推進に関する方針Ⅲ18(2)に基づき、会計監査人の候補者名簿を平成22年7月14日付けで厚生労働大臣に提出した。


2.選定基準
 別紙のとおり

 

〔問合せ先〕
本部業務監査室(担当:宗清、小川)
電話03-5712-5147

 

 

 

 

別 紙

会計監査人選定基準

1.選定の手順
(1)各応募者ごとの定性評価項目を会計監査人候補者選定委員会の各審査委員が採点。
(2)各応募者ごとの定量評価項目を会計監査人候補者選定委員会事務局が採点。
(3)各審査委員及び事務局の採点を合計した結果に基づき、会計監査人候補者選定委員会にて審議し、当機構の会計監査人候補者名簿に掲載する候補者の順位を決定。


2.採点項目
A.定性評価項目
(1)監査体制及び監査実施要領
 ① 監査体制の評価
 ・本部及び全ての病院を監査するチーム体制の妥当性
 ・実際に監査を行う者の人数、経験等の妥当性
 ・監査のサポート体制の妥当性
 ・監事、財務諸表作成課及び内部監査担当室との連携体制
 ② 監査実施要領の評価
 ・監査日数、期間の妥当性
 ・具体的監査実施方法の妥当性
 ・監査契約に含まれるサービスの合理性
(2)監査費用の合理性
 ① 見積り、積算の方法の合理性
 ② 監査日程(日数)の変更に伴う費用変更方法の合理性

B.定量評価項目
(1)監査費用(提示金額)
 各監査法人等からの提示費用(監査費用合計額)の平均額を基に評価
(2)監査実績等(平成17~21年度)
 ① 独立行政法人に対する法定監査実績、コンサルティング実績
 ② 医療機関に対する監査実績、コンサルティング実績
 ③ 中央省庁、日本公認会計士協会及び公的機関における独立行政法人会計制度・病院会計準則制度の検討会議、専門部会等への関与実績
 

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